関西2府4県が発表した7月1日時点の基準地価によると、京
都府の商業地の平均上昇率が5.7%と全都道府県の1位となった。
2位は大阪府の5.0%。マンションの勢いが鈍る一方、ホテルなど
宿泊施設の建設が進み、上昇地点が中心部から周辺部へ広がった。
京都府の上昇率は16年の3.3%を上回りバブル崩壊後で最高とな
ったようだ。上昇は4年連続。外国人観光客を見込んだホテル開
発用地需要がマンション開発業者を凌ぎ高値で取引が成立してい
る模様。
リピーター観光客が東京から地方へ目を向ける中、引き続き京
都は人気のある観光地としての存在感を示している。
(出典:日経)