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不動産業向け融資残高が100兆円突破

2019.07.31

 

  国内金融機関(銀行・信用金庫・政府系金融機関など)による不動産業向け融資の残高が、史上初めて100兆円を突破したという。2019年3月末の残高は101兆625億円で、前年同期に比べて約4兆円(約4%)ほど増加した。

  昨今のスルガ銀行に端を発した不正融資は、主にサラリーマン大家を直撃したものの、不動産会社向けの融資についてはさほど大きな影響はないと思われる。数年前をピークとし、いったん弱含みに転じつつも、足元では緩和方向への揺り戻しがあり、全体的には資金調達が容易な状況が続いているようだ。

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(出典:日経不動産マーケット)