2020年 年頭所感
2020.01.10 お知らせ2020年の年頭にあたり、日頃より弊社に一方ならぬご支援を賜り厚く御礼申し上げます。いよいよ今年はオリンピックイヤーとなりました。昨年のラグビーワールドカップでの盛り上がりをオリンピック・パラリンピックでも引き続き見ることができることを期待したいと思います。
昨年は、米中貿易摩擦、英国のEU離脱問題、国内では年ぶりの消費増税など不安定な情勢が続いた中、世界経済は比較的堅調な米国を筆頭に小康状態が続いていたと言えます。今年は英国のEU離脱後の移行期間の交渉や、米国大統領の中間選挙等があるものの、引き続き潤沢な資金を背景に、米国中間選挙を前にしたトランプ大統領の成果誇示的な経済施策の後押しもあり、世界経済は総じて安定した一年になると予測します。
しかしながら、昨年WeWorkを始めとするIPO予備軍のガバナンスの欠落問題や、成長性への不透明感などから市場に調整が入り、また年初に発生した新型コロナウィルスへの影響など注意が必要です。
不動産市場においては、一部の金融機関や業者による不正な融資問題等が発生し、影響が生じたものの、これまで過熱気味だったマーケットがより健全な状態に戻ったと見ています。今年は一転して活発な取引が進むだろうと予測しています。
2020年は米大統領中間選挙、年初からの新型コロナウィルスの発生などによる経済への影響が懸念される一年になりそうです。リスクのない時代はないといえる中、価値基準をしっかり保持し、失敗を恐れず初心を忘れず邁進する所存です。浅学菲才の身ではありますが、今後とも皆様方のご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。