2021年 年頭所感
2021.01.08 お知らせ明けましておめでとうございます。
2021年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
昨年は新型コロナウイルス感染症という未知のウイルスの対応に世界中が苦慮した1年となりました。いまだ収束の兆は見えず、社会経済活動に多大な影響を及ぼし続けています。感染症に苦しむ方々にお見舞い申し上げるとともに、医療従事者の皆様に心より感謝申し上げます。一人ひとりが予防の意識を高め終息が近づくことを願うばかりです。
世界では米中摩擦の長期化、ブレグジット問題、香港問題、日韓関係の悪化など数々の問題について、いまだ解決の糸口はつかめていない状態です。そのような中、11月に行われた米国大統領選挙において、4年間続いたトランプ政権がついに終焉を迎えることとなりました。バイデン大統領の下、今後アメリカがどのようなリーダーシップを取っていくのか大いに注目すべきです。
国内においては、東京オリンピック・パラリンピックの延期や安倍前首相の突然の辞任劇がありました。働き方改革と生産性向上は日本企業の長年の課題でしたが、図らずもコロナ過によりリモートワークが浸透した一年となりました。これらの動きが与える影響は各産業において濃淡はあるものの、アフターコロナを見据えた業界の動きは、注視する必要があります。また、AIやブロックチェーンを活用したデジタル通貨への動きや地域再編など、金融機関においても大きな変革の一年になるかもしれません。不動産業界全体としては比較的コロナ過の影響は緩やかでした。しかしながら、引き続き経済情勢に適したアセットクラスに資金は集まり、優良な物件の選別が一層高まるのではないかと見ています。
当社では、今後も運用資産の積み上げを目指すとともに、お客様に質の高いソリューションをご提案できるよう邁進する所存です。
指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。