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オフィス空室率が1年9カ月ぶり低下、新型コロナ拡大後初めて

2021.12.09

11月の東京都心の空室率は6.35%。10月に比べ0.12ポイント低下。

中央区のみ0.17ポイント上昇、千代田区はほぼ同じ、新宿、港、渋谷区は下がった。

これまで下落傾向が続いていた賃料の割安感や、コロナ感染者数の減少による先行き不安感が薄れてきたことが、オフィスの契約増につながったようだ。

新型コロナウィルス拡大後続いていたオフィスの解約は一旦落ち着いたが、今後も企業は必要なオフィス面積を見直していくため、空室率の上昇は続くのではないかと考えられる。

また、都内では2023年に大型ビルが多数完成するため、新築ビルへのオフィス移転によって、既存ビルの空室が増えることも予想されている。