2022年 年頭所感
2022.01.01 お知らせ2022年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
コロナ過で落ち込んだ経済もようやく回復基調に転じつつあります。しかしながら業種や企業の規模により格差があることも事実です。岸田内閣が発足し、新しい資本主義、成長と分配、コロナ後の新しい社会の開拓という3つの柱を掲げていますが、慢性的な経済の低成長の打破に向け、今後の取り組みに期待したいところです。
不動産に目を向けると、昨年はコロナ過を機にワークライフバランスが進み、リモートワークが定着した1年だったと思います。オフィスのスペースを縮小する動きもありますが、中長期的にはオフィスで働くことの重要性や利点に対して、新たな視点で再認識されるのではいでしょうか。そのような需要をくみ取り今後のオフィス開発に活かしていただきたいです。住宅に関しては、中古マンションの需要が引き続き堅調ですが、資本市場の調整に引きずられ、今年は総じてニュートラルなマーケットになるのではないでしょうか。
年が明けて以降、世界情勢の不安定さが増しています。その影響はじわじわと国内経済に影響を及ぼす可能性がありますが、機を見るに敏ととらえしっかり準備を進めることはどの業種、企業規模においても重要だと思います。
当社では、引き続き運用資産の積み上げを目指すとともに、幅広い資金調達の支援等お客様に質の高いソリューションをご提案できるよう邁進する所存です。
今後とも皆様方のご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。