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都心マンション価格、高騰続く

2024.12.24

10月の中古マンション市場では、東京23区の平均希望売り出し価格が70平方メートル当たり8309万円となり、前月比3.2%上昇しました。特に千代田区では価格が1億9799万円に達し、2億円に迫る高水準。一方、埼玉県や千葉県、神奈川県の周辺エリアでは価格が下落しており、都心エリアとの格差が一段と拡大しています。

都心6区(千代田、中央、港、新宿、文京、渋谷)の平均価格は1億3800万円で、港区が千代田区に次ぐ1億8390万円を記録しています。富裕層や法人を主な買い手とする高額物件の需要は堅調で、都心部の価格上昇を支えています。

一方、首都圏全体の平均価格は4864万円と小幅な上昇にとどまり、住宅ローン金利の上昇や価格高騰の影響で、実需層の購買意欲が低下。周辺3県での下落が上昇幅を抑えています。不動産市場全体では、都心の独歩高が鮮明になっています。