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都心6区の中古マンション価格が過去最高を更新

2024.12.29

都心6区の中古マンション価格が高騰し、平均価格が1億4000万円を突破しました。

11月の調査では、東京23区の平均希望売り出し価格が70㎡当たり8531万円となり、7カ月連続で上昇。

都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)は前年同月比29.7%増の1億4128万円となり、調査開始以来の最高額を記録しました。中でも港区は1億9028万円、千代田区は1億8895万円と突出しており、新宿区も初めて1億円台に達しました。価格上昇の背景には、富裕層や法人、海外投資家による需要があり、投資マネーの流入が拍車をかけています。一方、都心6区の流通在庫数は3カ月連続で増加しており、相場変動の兆しも見られますが、全体としては売り手有利の市場が続いています。

また、埼玉、千葉、神奈川では11月に価格が持ち直したものの、前年同月比では埼玉県が3.0%減、他2県は横ばい。都心部と異なり、実需が中心のため、高値への追随が難しく、戸建てへの需要シフトも見られています。