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2025年 年頭所感

2025.01.04

2025年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。 

昨年は、引き続きウクライナ問題をはじめとする地政学リスクが高まり、また、米中対立や中東地域の不安定化が世界経済に影響を及ぼしました。その中で、インフレの影響が継続する中、国内では円安の進行や物価上昇が消費者にとって厳しい一年となりました。しかしながら、2024年後半からは経済活動の回復兆しが見え、特に賃金上昇が進展し、好循環が少しずつ形成されつつあることに期待を寄せております。 

2025年は、さらなる地政学的なリスクや、国内外の金利政策の変動に注目が集まる年となるでしょう。日銀による金融政策のさらなる調整や、アメリカの経済政策が世界市場に与える影響も大きな焦点となります。 

不動産市場においても、昨年同様に金利や資金調達環境の変化が市場に影響を与えると考えていますが、安定的な需要を確保し、新たな需要を創出にも取り組み、柔軟で積極的な事業活動を継続してまいります。特に、都内のマンション市場については、依然として高い需要が続いており、特に駅近の立地や利便性の高いエリアでは堅調な価格の推移が見られます。これにより、都市部における住宅需要の底堅さが感じられる一方、金利の上昇や不確実な経済環境が影響を及ぼし、今後の価格動向には慎重な姿勢が求められます。 

弊社といたしましては、このような市場の変化を注視しながら、需要のあるエリアへの積極的な投資を行い、安定的な収益基盤を築いていきます。 

引き続きお客様への質の高いサービスの提供と、事業の成長を目指して邁進していく所存です。皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。