明治神宮の鳥居の前に立ち、見上げると、垂直に聳える樹々と鳥居の力強さに圧倒される。
同時に鳥居は曲線を描き、その独特なしなやかさが、日本の美の世界観をつくり出していた。
また、名建築として知られる国立代々木競技場の美も、大胆さとしなやかさにある。
この街に呼応するタワーとは何か。
導いた答えは、空へと伸びゆく力強い構造美と、日本らしい曲線美を放つタワー。
その発想は、どこまでも個性的で象徴的なフォルムを生み出した。
佇まいには、常に時代を先駆けてきた渋谷のパワーや未来性も宿る。
そして、スパイラルに上昇する多様な色彩のグラデーションには、渋谷の多様性が表れている。
「Diversity & Inclusion」を標榜する街から発想し、
「Full of Color, Full of Life.」をコンセプトに描かれる地上39階建のタワーレジデンス。
それは、2020年、公園通りの丘の頂から、東京に新しいパワーを放ち始める。